ITの言葉の定義は広いので、IT企業といっても、様々業種が分かれます。仕事となるとより様々な職種がありますので、紹介します。
IT企業の業種(呼び名は様々あります)
- メーカー(ハードウェア/ソフトウェア/サービス)
- 自社製品やサービスの開発・販売・活用支援
- コンサルティングファーム
- ITを活用した経営コンサルティングサービス
- メーカー製品の導入・カスタマイズもコンサルティングとして提供
- ソフトウェアハウス
- 企業からシステム開発を請け負って、一から様々なシステムを構築
- メーカーやコンサルティング会社の下請けとして、人材を派遣・提供
- ITに特化した自社採用の人材教育・育成や営業活動も充実
- メーカー製品の教育サービス
IT企業内の部門と職種
- 営業
- 内勤営業・外勤営業・ビジネス開拓・プリセールスエンジニア
- コンサルタント
- プロジェクトマネージャ・アーキテクト・エンジニア
- サポートエンジニア
- 開発エンジニア
- ビジネスオペレーション
- 売上管理・データ分析・オペレーション改善など
- 製品・サービス教育インストラクター
- 人事
- 経理
- ロジスティクス
- ファシリティ管理
- 社内IT
- マーケティング
- 市場分析・広報活動・イベント企画など
エンジニアのイメージがありますが、IT企業でなくても共通して存在するビジネスパーソンが活躍できる部門や職種も、もちろんありますので、エンジニアで入社後、社内移動を経て様々な職種を経験される方もいますし、これらは外資系企業でもおおよそ近しい組織体系で構成されていますので、日本企業で経験を積んだ後に外資系企業への転職を機に挑戦する事も可能です。
「日本企業の良さ」は業務に対するその緻密さと丁寧さから、長い時間もかかりますしスピード感という点では外国勢に劣る部分も否めないが故にイノベーションが苦手と揶揄されますが、日本企業から外資系へ転職されて来た方の動作を見ると非常に細やかで丁寧に確実に業務をこなされる事が多く、外資で育てられた自分はいつも見習うべき点が多くありました。
あまり子供達には人気の職種でもありませんが「新しいものに触れる」事が好きな方には向いている職業だと思いますし、この先、10年後、20年後のIT業界は想像もつかない程の進歩を遂げている業界であることは間違いありません。
「伝統を守る仕事」とは対極にある業界のため、変化も競争も多く時には不安定な時期もあろうかと思いますが、常に好奇心を持って臨める仕事である事も間違いありません。