はじまる転職・外資系ITのキャリア (はじてん)

外資系IT企業への転職を機に四半世紀を過ごし、海外勤務も含めてキャリアのチャンスにも恵まれた後に、現在はFIRE生活を送っています。

フリーランスITエンジニアとして働く。

僕が会社員時代に同僚であった「ITエンジニアとしてめっちゃ優秀」な人たちは、会社員時代に培ったスキルで独立し、今では「フリーランスエンジニア」として働いている人も珍しくありません。

なんと言ってもフリーランスで働けるのであれば「自由」が手に入ります。

また、昨今のクラウドソーシングなどの普及で、ウェブライターや一部の職種でのフリーランスは、薄給に苦しんでおられる人たちも多いと聞きますが、ITエンジニア案件であれば、優秀なエンジニアであればあるほど「収入」も確保出来ます。

在宅での開発案件であれば、通勤も不要で、お〜夢の様ではないですか。

会社勤めとは違って、案件を探したり、依頼してもらう営業活動や、経費の管理、自分が請け負った案件は全て自身で責任を負うことになりますし、自身の人脈以外には、誰も助けてくれない環境ですから、時には締め切りにも追われるかも知れません。

実力主義の世界が故の時間とお金の両得ができる好環境です。

インターネットの普及もあり、フリーランスのIT案件は比較的容易に探すことが可能になりましたし、様々な業界各社でDXを進めている昨今、人手不足はどこの企業も同じですが、優秀なエンジニアであれば、それこそ引くて数多の状況です。

主に開発案件になろうかと思いますので、主要なプログラミング言語でのアプリケーションやWeb開発能力が求められますが、昨今は業務アプリケーションなどは、ほぼノーコーディングでビジネスユーザでもグラフィカルなコンポーネントのドラッグ&ドロップでの開発が可能なツールが進化を遂げているので、技術者としてはそれらのツールでは網羅ができないアプリケーションやシステムインフラの深い部分の知識も必要です。

また、見落とされがちなのですが、併せて必須なのは「コミュニケーション能力」です。

趣味のゲームを作るわけではないので、クライアントの要件を理解してそれを実装できる力が必要です。要件変更の依頼もありますし、文書では表現されない細かな仕様のグレーな部分に予め気づいて、確認しておく必要があります。

「仕様書の通りに、言われた事を黙々と」というイメージですが、実際にはクライアントも気づかずに漏れている仕様の落とし穴や、必要な例外処理にいち早く気づいて提案できる程にクライアント業務もある程度理解しながら、気遣いできるエンジニアが一流として扱われる様に思います。

独立してビジネスをするので、クライアントとの「信頼」が一番の飯の種になります。