はじまる転職・外資系ITのキャリア (はじてん)

外資系IT企業への転職を機に四半世紀を過ごし、海外勤務も含めてキャリアのチャンスにも恵まれた後に、現在はFIRE生活を送っています。

「英語力」でキャリアを広げる。

昨今の若い世代は教育の様々な変化もあって、英語に対する苦手意識も緩和され、自然に英語に馴染んでいる様にも見受けられますが、これだけ世の中グローバル化が進むと英語力は身につけておいて損はありません。

一方で、機械翻訳の技術も進み、精度も上がっていますので、それらサービスを使えば英語力を身につける必要は無いのでは?との論調も理解できます。

しかし、限定的なコミュニケーションの場であれば、それらの翻訳機器を活用して会話を成立させる事も可能でしょうが、上司が外国人であったり、社内で活発に意見を交わしてゼロからイチを生み出す様な創造的な場面においては、どうでしょう。

また、今後の日本経済の状況によっては、海外で働く事も珍しくなくなるかも知れません。僕もアジアやヨーロッパにいた頃は、英語が母国ではない国々でしたので、生活にはある程度、現地の言葉が必要でしたが、仕事は英語でしていました。

外資系企業で働くのであれば、英語力は身につけておいて損はありませんし、英語が出来るだけで、キャリアの幅もグッと広がります。僕は、会社員時代に優秀なエンジニアを多く見てみましたが、エンジニア気質の人は英語が苦手な人が多く「もったいないなぁ」と常に感じていました。

技術力や問題解決能力、お客様とのコミュニケーションも抜群なのですが、英語だけが苦手なばかりにグローバルな場に出ていけないのです。グローバルな場に出ていけさえすれば、出世も出来ますし、その先の活躍の場も広がります。

「英語」はもはや英語圏の国だけではなく世界のどこでも働ける程の共通言語となってきています。実際、僕もヨーロッパの非英語圏の国で働いていた事がありますが、米国本社の会社だったということはありますが、オフィスでは英語で同僚や上司とはコミュニケーションをして仕事をしていた経験があり、その国で「暮らす」にはやっぱりその土地の言葉を覚える必要がありますが「仕事」においては「英語」で何とかなる局面も多くあります。

英語はその「発音」に日本人ならではの「恥ずかしさ」もありますが、他の国の人たちは全く気にしません。ヨーロッパや中国などの人々も自国のアクセントそのままにガンガン英語を話します。ネイティブの様に話せる必要はありませんし「通じれば良い」のです。

昨今は、スタディサプリEnglish にも代表されるようなスマホアプリなど、様々な英語教育のサービスが展開されていますので、隙間時間などを活用しながら挑戦してみてはいかがでしょうか。