はじまる転職・外資系ITのキャリア (はじてん)

外資系IT企業への転職を機に四半世紀を過ごし、海外勤務も含めてキャリアのチャンスにも恵まれた後に、現在はFIRE生活を送っています。

「職業訓練校」を活用してITスキルを身につける。

昨今は、政府の方でも失業率の向上、人手不足解消などの施策なのか、各地の「職業訓練校」でも、軒並みIT関連のコースが増えている様でして、厚生労働省からも以下の様なPDFファイルが配布されています。

「IT分野の職業訓練(求職者支援訓練)」を受講しませんか

僕の暮らす地域の職業訓練校も、プログラミングやCADのコースなども受けれる様でしたので、ITスキルを持ち合わせていない人は、これらを活用するのも1つの手かもしれません。

職業訓練校でこれらコースをしっかり受講している間はハローワークから「受講手当」も支給されますので、生活の心配をする事なくキャリアチェンジや新たなスキルを身につける事が可能です。

ただ、受講手当を貰いながら、職業訓練校のコースを受講するには、会社を退職して過去12ヶ月間の雇用保険への加入実績が必要となり、ハローワークで失業認定を受けた後に、職業訓練校への入学手続きを経る必要があります。週に20時間以内のアルバイトなどであれば、そちらの収入と並行して手当は貰える様ですが、詳しくは、ハローワークでご確認ください。

働きながら異業種転職などでIT業界を目指してスキルを身につけるのであれば、認定を受けている民間のスクールにも通えますので「教育訓練給付」の制度を活用するのがオススメです。

職業訓練校でしっかり基礎を身につければ、就職にもかなり有利になりますので、特にプログラミング分野は、IT技術のどの業種でも基礎的な知識になりますので、身につけて損はないと思います。

実際、外資系のIT企業で働いているエンジニアと呼ばれる人の中にもプログラミング経験が無い人もいますが、実務を理解するには経験がある方が長い目で見た時には、将来的なキャリア形成においても圧倒的に有利です。

僕は、ITエンジニア時代にJavaを得意のプログラミング言語としていたのですが、現在でも汎用的に企業システムからWeb系などの様々なシステムでも使われているので、個人的な実務経験からは、オススメです。

様々な業界で人手不足は深刻さを増すばかりですが、DX(デジタルトランスフォーメーション)と呼ばれる様々な分野・業種でITを取り入れて業務改善が進んでいく中で需要は増しており、例に漏れずIT業界の人手不足も顕著です。

僕がシステムエンジニアとして仕事を始めた頃は「最近できた仕事」などと呼ばれた事もあるのですが、これからは「食いっぱぐれのない仕事」になるかも知れません。