はじまる転職・外資系ITのキャリア (はじてん)

外資系IT企業への転職を機に四半世紀を過ごし、海外勤務も含めてキャリアのチャンスにも恵まれた後に、現在はFIRE生活を送っています。

外資系の仕事は「外見」も大事。

外資系だけではありませんが「仕事は見た目も大事」だと特に管理職になってからは、より意識するようになったと思います。若かれし頃は、誰しもモテたいでしょうし、自身の外見にも興味があるので、自然と外見も磨く努力をそれなりにしていたと思うのですが、オジサンになって来るとおざなりになります。

歳をとってもガツガツしているオジサンは「モテたい欲」をキープするのでしょうが、僕の場合は、生涯を添い遂げたいパートナーも居るし、わんちゃん達と暮らしていければ「幸せ」となってくると、徐々に人生における自分の「外見」は優先度が下がります。

ただ仕事においては、エンジニア時代は「自分の結果」があればキャリアがそれほど人間関係に依存する事もなかったのですが、年齢も重ねてくると自身の力だけでは達成できない事も増え「成果」を上げるには、周囲の仕事ぶりへの依存度も高まります。

また、昨今は多様性や疾患としての理解も重んじられて変わってきてもいますが、特に「アメリカ的価値観」では「肥満は自己抑制力が無い」とみなされ嫌煙される風潮があったりと職場でも「見た目」に対する価値観は根強く感じる場面もあり、上層になればなるほど、体を鍛えている人も珍しくありません。

特に管理職は、自分で動くのは場合によってはマイナスにもなり得ますので、部下やチームや組織が動いて「なんぼ」ですから、彼らに嫌われていては、管理職として良い仕事は出来ません。

以前、一緒に働いていた管理職の女性の例ですが、管理職になる前はメイクや服装も、どちらかと言うと地味な感じで、仕事が出来る真面目な人、と言う印象でした。今までの努力が認められて、兼ねてから希望していた管理職についたのですが、最初はなかなか部下もついて来ずに苦労されていた様です。

もちろん仕事の内容を通して、チームの部下とも信頼関係を築き少しずつ雰囲気も良くなっていったのですが、それと同時に見た目も随分と変化がありました。まだコロナ禍の影響でリモート勤務が中心でもあったのですが、毎日しっかりメイクもされ服装にも気を配っている様子が目に見える様になりました。

不思議なもので、段々と管理職としてのオーラを纏う様な感じもしてきて、様々な状況が改善されていった様に思います。当然、中身も伴っていたからこそ、ではありますが、外見の力も大きいのだと感じました。

昨今は若い人を中心に男性も美容に関心を持つ人も多く、オジサンも小綺麗にしておかないといけません。流石に、ドラマに出て来る様なポマードべったり、香水きつい、みたいな管理職は会社にはいませんでしたが「清潔感」だけは毎日意識をしていました。

若い女性が部下に多い組織などでは不快感のない様に、特に気を遣っていました。ただ、僕は「スキンケアとか面倒・・・」なタイプなので、なかなか楽しんでは出来ませんので「オールインワンのこれだけやっとけば、なんとかなる」的な商品を使って、時間と手間を省いています。