はじまる転職・外資系ITのキャリア (はじてん)

外資系IT企業への転職を機に四半世紀を過ごし、海外勤務も含めてキャリアのチャンスにも恵まれた後に、現在はFIRE生活を送っています。

ITエンジニアにおすすめ「@IT」

常に最新技術が更新されるIT業界ですので、定期的な知識・スキルのアップデートは必須です。僕がIT企業に勤めていた頃から愛読していたサイトが「@IT」です。

ITエンジニアなら、是非とも、定期的に目を通しておいてもらいたい内容が盛りだくさんです。特に新しい技術やベンダー・サービスについては、いち早く詳しく記事が載りますので、転職先の情報収集にも活用できると思います。

また、プログラミング言語や各IT関連の標準団体や規格などについても、連載があります。特にメーカー企業から、新しい技術を採用したパッケージソフトウェア製品がリリースされる場合には、これら標準団体の規格に沿って実装がなされていますので、これらの規格を理解することで、製品動作・仕様の理解も進みます。

技術的な記事ばかりでなく、IT関連プロジェクトに纏わる全てが幅広く網羅されていますので、IT業界内で様々な職種や役割の方に、有益な情報が掲載されています。

製品やサービス・システムが開発・導入・利用開始とその後の保守運用など、ITビジネスには、様々な段階を経て活用がされていますので、自身の職務以外の立場の方々の声も聞けると視野も広がります。

また、外資系のIT企業でキャリアを積んでいくと、これらIT関連のメディアに出る機会に遭遇する可能性もあります。実際、僕も過去にその当時勤めていた会社の製品の活用方法について、同僚とインタビューを受けた事があります。

常に進歩が目覚ましい業界だけに、定期的な情報・知識のアップデートは、今後を生き抜く上でも大切な習慣になります。僕も会社員時代の特にエンジニアとして過ごしていた時期には大変に参考にさせていただきましたし、勉強になりました。

次から次へと新たな技術革新が生まれ、それがビジネスや人々の暮らしに反映されて時代が変わって行く様を間近でみられることが、IT業界で働いていて最も楽しい部分でしたので、常に発信される新しいバージョンのソフトウェアやサービス、新しい世代のハードウェアなどの記事を細かにチェックして興味のあるものは調べるのがとても楽しかったのを覚えています。

年齢を重ねるにつれ、技術よりもビジネス側に意識を向けないと、僕の場合はキャリアが成り立たなかったので、段々と拝読する機会も減ってしまいましたが、今だ秀逸なコンテンツを提供されているサイトだと思います。