はじまる転職・外資系ITのキャリア (はじてん)

外資系IT企業への転職を機に四半世紀を過ごし、海外勤務も含めてキャリアのチャンスにも恵まれた後に、現在はFIRE生活を送っています。

外資系IT企業で「良かった事」「辛かった事」

僕は既に四半世紀程の外資系IT企業での会社員を卒業したので、ある意味、客観的に自分が歩んできた会社員としてのキャリアを俯瞰できる様にも思いますので、外資系IT企業勤務の中で「良かった事」「辛かった事」を挙げてみようかな、と思います。

外資系IT企業で良かった事

  • 給料や待遇が良かった。
  • 個性強めの上司・同僚に囲まれて刺激的だった。
  • 同調圧力の少ない環境で自我を満たす事が可能だった。
  • 海外で働く機会を得られた。
  • 様々な国の人と一緒に仕事が出来て国際人を感じられた。
  • 年齢は関係なく、実力主義だった。

外資系IT企業で辛かった事

  • 時代もありますが徹夜は割と普通だった。
  • 常に自分のパフォーマンスを意識するプレッシャーは大変だった。
  • 最後は上司も責任は取ってくれるが自分でどこまで収められるかは試された。
  • 海外の賃金の安い同僚と比較されその価値を見せる必要があった。
  • 仕事は出来ないが、英語力だけで生き残っている人達が嫌いだった。
  • レイオフされた事もあった。

会社なんて、辞めて終えば「良い事も悪い事も、どうせ全部良い思い出に変わります」から、多少のアレコレは気にしないで、全然大丈夫です。歳を取れば、忘れます。

僕は、日本企業で働いたのは、社会に出て最初の3年間だけなので、日本企業の事がよく分かっておりません。日本企業でも同じだよ、という部分もあろうかと思いますが、外資系IT企業で働いた事は僕の青春の1つであったことは間違いありません。

夜な夜な遅くまで仕事をして、その流れで上司や同僚と朝まで飲んで、タクシーで帰宅後にシャワーを浴びたてトンボ帰りなんて事もありました。翌日は、中々にみんな二日酔いで仕事を乗り切る、なんて日々が、今では考えられませんが、懐かしいです。

心身の健康を第一に働く事はもちろん大切なのですが「ガムシャラに働く」時代も経験できたのは、その当時は辛く感じた時もありますが、個人的にはとても良かったと振り返って感じるところです。

そのお陰で様々学んだ事も多々ありますし、経済的にも満足できる待遇を手にする事もできました。もう一度「同じ経験をしろ」と言われると少々やり遂げる自信はありませんが、若かれし頃のどこにぶつけて良いのかわからない、有り余るエネルギーを仕事に捧げていたのは間違いありません。