僕自身は、個人的に外資系IT企業でのキャリアを通して「自己実現」する事が出来ました。数々のチャンスを与えてくれた会社にはとても感謝しています。
僕が社会人になった頃は、まだインターネットが普及し始めた頃で、ITと言う言葉もそれほど世に広まっておらず「情報処理」と言う分野の専門技術・知識でした。
幼少期からこれと言って憧れの職業もなく育ってしまった僕は、何となく「国際的な仕事に就きたい」くらいの認識しかなく無知なまま地元のIT企業に就職したのですが、そこは正に「ザ・IT土方」な世界で残業をしても一人暮らしもままならない薄給でした。
転職も一般的ではなかった時代でしたが、転職エージェント(その頃はヘッドハンターと呼ばれていましたが)に相談し、米国本社の外資系企業の日本支社で採用頂ける事になりました。
そこは今までとは全く違った個性的なバリバリのエンジニアや英語も達者な営業さん達が集うプロフェッショナルな環境に、その当時の僕の目には映ったものです。
給料も大幅アップして人並みの暮らしが出来る程に頂けたので、リフレッシュに使えるお金も貰える様になり、その分、先輩達の様になりたい一心で、仕事時間外でも製品知識やIT技術の知識を身につけようと懸命に勉強に励みました。
その後、長期・短期の海外出張にも行かせて貰えたり、遂には海外で働くチャンスも得る事が出来ました。何となくぼんやりと思い描いていた自分の人生の理想が形になって現れた瞬間です。
日本内外の多くの優秀な同僚に刺激を受けて、常々導いてくれた上司や先輩の助言があったからこそくの挑戦や課題、試練も乗り越えられました。
常に日進月歩で新しい技術が生まれ、顧客のビジネスや人々の生活に影響を与える事ができるITと言う魅力ある業界の仕事に就いて良かったと思っていますし、中でも外資系企業に勤務してある程度、世界も感じられた事は大きな人生の宝になっています。
世の中には様々な仕事がありますが「IT業界」もオススメです。合う合わないもありますが「外資系IT企業」は個人的にはオススメの働く環境ですし、自己実現が可能な職場だと思います。
これからの日本は益々海外に出て活躍される人も増えてくると思いますので、グローバルな環境に興味があれば、是非、挑戦される事をお勧めします。大変な事も多々あろうかと思いますが、人生を豊かに出来る選択肢になり得るかも知れません。